突然発覚する夫の浮気、驚くとともに怒りや悲しみ、寂しさなど様々な感情が起こりますよね。まずお伝えすることは、浮気はそもそも夫婦関係においてはルール違反。浮気に関して言えば、浮気をした方が悪いと言えます。ただ、だからといってすぐ別れられるかというと、「そう簡単にいかない」、そういう方がたくさんいらっしゃいます。
なぜすぐに別れを選択しないのか、それは、相手に対して好きという気持ちがあったり、情が残っていたりして「やり直したい」とう気持ちがあるとか、子どものことや経済的なことを考えると関係を続けていった方が良いなどといった事情があるからなんですよね。
fa-lightbulb-oその中でも、「やり直したい」「夫婦関係改善したい」と感じる妻の中には 「夫が浮気をしたのは、私にも原因があったのでは!?」と感じる人も少なくありません。今回は、そんな”妻側の原因”にスポットを当ててみようと思います。
先程もお伝えした通り、浮気は浮気をした側のルール違反です。でも、今後夫婦関係を改善する過程で、相手(夫)を変えることは難しい。であれば、妻としての自分の行動を振り返り、浮気を助長させてしまうような部分は前向きに改めていこう、そんな思いを抱えている方に向けてまとめておこうと思います。
そもそも夫が浮気する原因とは!?
あんなに真面目だった夫がまさかの浮気。そんなことが突然に起きてしまいます。なぜ、夫は浮気に走るのか。夫側から聞いたリアルな原因は下記の通り。
「もともと浮気性だから」という原因以外においては、間接的に妻が関与している原因なんですよね。どういうことなのかもう少し見ていきましょう。ちなみに、今回「もともと浮気性だから」という原因は、そもそもその旦那様の性格とでも言いましょうか、結婚前から変わらないスタンスで妻側も分かった上でのご結婚だと思うので、ここでは取り扱わないこととします。
妻を女性として見られない!性欲を満たすため!
結婚前の恋人同士の時期や、新婚時代は良かったものの、結婚生活が長くなるにつれ妻を女性として見られなくなってしまうという夫は結構います。実際、私も夫から言われたことがあります。
妻を女性として見られなくなると、欲求そのものが湧かなくなるもの。そうなると、セックスレスなどの別の問題が生じてきます。でも、妻でない女性であれば欲求は湧く、そうなると妻以外で欲求を解消しようとします。それが浮気となるわけです。
家でくつろげない、癒されない!ストレスを発散するため!
夫が毎日朝から夜まで働き、辛い仕事をこなしているとなると、自宅は癒しの場であってほしいと思うもの。でも、夫婦仲が悪化していたり、自宅が片付いていなかったりすると、自宅でもくつろげない、逆にストレスが溜まってしまうという方がいます。
そうなると、溜まったストレスをどこで発散するか、自宅以外で発散するしかないのですよね。その内、自宅に帰りたくないがために、仕事終わりにバーや飲み屋に寄るようになり、その流れで癒しとなる人と知り合い、浮気に発展していくケースも少なくありません。
妻から大事にされていない、愛されていないと感じるから
恋人だったころはお互いに好意があり、互いに愛情があったものの、結婚し毎日生活を共にするとお互いに知らなかった短所も分かるようになります。育ちの違いからくる価値観や生活習慣の違いも見えてきます。結婚生活は我慢や忍耐の連続とよく言いますが、まさにその通り。いとも簡単に摩擦が起き、誤解や溝が深まります。
特に子どもが生まれると生活は激変。夫婦二人の時間やコミュニケーションはどんどん少なくなります。そんなコミュニケーションが乏しい生活の中では、誤解が生じやすく、相手の好意が見えなくります。そうなると、「相手から大事にされていない」、「愛されていない」と勝手に誤解し思い込んでしまうことが多々起こるのです。
例えば、妻は妊娠・出産をすると、どうしても子ども優先で生活しがちですが、夫はそんな妻を見て、「俺は我慢ばかりで、いつも子供優先。大事にされていない。」と感じてしまいます。妻はそんな夫の気持ちを知るはずもなく、子育てと家事で精一杯。
こういった誤解が生じると、夫のありのままを受け入れ、愛情を注いでくれる別の女性が現れたら、その女性に気持ちが向いてしまう。妻以外の自分に愛情を注いでくれる人に癒しを求めてしまいます。
浮気される妻の特徴!
これから紹介する浮気される妻の特徴、実は私自身ほとんど当てはまっていました。
今は夫婦仲を修復しましたが、ほとんどの特徴が当てはまっていた頃は夫婦仲は最悪の状態でしたね。夫にとって自宅はストレスが増す場所、よって外に癒しを求め帰宅がどんどん遅くなり、帰宅時間は日付が変わってからということも多々ありました。家にいてもくつろげないため、スマホに依存。SNSを通して女性と知り合い、連絡先を交換、そして密会ということもありましたね。浮気の定義は人それぞれですが、私からしたら、「浮気」でした。
そんな最悪な状態の夫婦仲から修復するにあたり、夫が浮気に至った原因、それと妻としてどこが不満だったのかを腹を割って話した時に出てきたことが、下記の特徴だったのです。下記に当てはまるから夫が浮気するということでは決してありませんが、1つの例として、参考にしていただけると、妻としての改善点が見えてくることでしょう。
結婚前や結婚当初に比べ、身だしなみや体型が変わった
結婚前、恋人同士の頃は、相手に好かれたいという思いから身だしなみや体型にも気を付けていました。でも結婚してしばらく経つと、寝起きのボサボサの髪のままでも気にならなくなりパジャマのまま1日過ごす日も。妊娠・出産で体型が変わり、産後はさらに自分に気を遣わなくなっていました。
夫曰く(いわく)、「おばさん」という印象が強くなって一切ときめかなくなったそう。女性として見られなくなったとハッキリ言われましたね。今は、ダイエットし、出来る範囲で気を付けるようにしています。>>「夫に女性として見られたい!」主婦の産後太り、約10kg減量できた方法!
片付けや整理整頓が苦手
これは私達夫婦特有なのですが、夫は片付けや整理整頓が好きでキレイ好きなのに対し、私は良くいえば気にならないタイプ。悪く言えば、ズボラで片付けや整理整頓が出来ないタイプでした。
新婚時代は、相手によく見られたい思いもあり、片付けや整理整頓も頑張っていたのですが、夫婦生活が長くなるにつれて素の気にならない自分に・・。夫にとって家が汚いという状況が日常になっていました。仕事で疲れて帰ってきて、家が汚い、散らかっている状態はストレスとなり、「家がくつろげない」原因になったそうです。
夫よりも子ども優先
子どもが生まれると、女性は子ども優先になってしまいがちですよね。私自身も無意識にそうなっていました。教育費のために生活で削れるところは削り、子どものための費用は残すけど、夫のために・・・と考える余裕はなく、夕食のメニューも子どもが食べられるものや、休日の出掛け先も子ども優先で決めるように。夫が提案したことでも、「子ども」を理由に断ったり、賛成しないことが多々ありました。
そんな生活の中で、夫は、「俺ばかり我慢させられている。俺は後回し。生活費を入れるだけで、大事にされていない。妻から愛されていない」と思うようになったそうです。
ヒステリック
いわゆるすぐに感情的になり、その勢いで相手に体当たり(言葉の)という感じでしょうか。これまさに私自身でしたね。怒ったり、泣いたり、叫んだりして、「いかに私が苦しいか、辛い思いを抱えているか」主張していた気がしますが、いくら感情論で夫に訴えても全く響くことなく、逆に夫は引くばかりでした。
すぐ拗ねる、無視をする
ヒステリックになって、夫から思うような応答がなかったり、思うような結果が得らなければ、拗ねるモードに突入。
相手のことをあからさまに無視したり、怒っていることが分かる行動を取ります。夫はそんな妻を見てさらにうんざり。解決に近づくどころか険悪になるという悪循環でした。
愚痴ばかり
夫が帰宅した途端、日ごろの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように夫に家事や育児の愚痴を吐き出します。夫も仕事でいっぱいいっぱいの時はそんな妻にうんざり、聞いてあげたくても妻の愚痴を聞いてあげる心の余裕もない、そう思うと複雑な気持ちを抱え、帰宅するのが億劫になっていきます。
自己中心的で相手に求めてばかり
「どうして○○してくれないの!?」、「こんなに大変なのになぜ、手伝ってくれないの!?」、「なぜ記念日を大事にしてくれないの!?」など、夫の状況は理解せずに相手に求めてばかりいました。自分が望むのであれば、自分で能動的に動けばよいところなのですが、その頃は気づかなかったのです。
”人それぞれ”、多様性を認めない
夫は妻と違う人間であるという根本的な考えが抜け落ちてしまい、自分の延長線上に相手(夫)を見ていました。なので、自分が出来ることは相手も出来るはずなのに「なぜできないのか」、「しないのか」、それが理解できずに相手を責めたり攻撃したりしていましたね。
「友人の旦那さんは家事をちゃんと手伝っているらしいよ」、「○○さんは記念日に奥さんにサプライズしたんだって」など、夫への不満を嫌味のような形でぶつけていたことも・・。夫は、そんな嫌味もお見通し、逆に妻への不信感を募らせ、「大事にしてもらえない、愛されていない」と感じるようになります。
人それぞれ、夫は夫の考えがあり、価値観がある。よそのお宅の夫とは別の人間で、夫なりの得意、不得意がある。そう思えていたら、先に相手を理解しようとしていたと思います。
これらが、「夫が浮気する原因とは?浮気される妻の特徴 !」でした。
これらを書きながら、以前の妻としての私を振り返ると、夫婦仲が悪化していったのも頷けます。でも、これって誰にでも起こりうることなんですよね。互いに余裕がないこと、コミュニケーション不足、相手への理解が足りないことで、だれでも同じような状況になりえるのです。
思い当たる節(ふし)があれば、少し自分を見直し、夫婦生活改善への後押しとして参考になれば嬉しく思います。