「年を重ねてもずっとラブラブでいよう。」永遠の愛を誓い結婚し、夫婦生活は10年以上。その間に、永遠の愛はどこへやら、気づけば仮面夫婦と化していました。
最初は、「まぁみんな、そんなものよね。」、「恋愛感情はなくなるよね」と、自分を慰めていたものの、ふと周りを見渡すと、同じように仮面夫婦と化している夫婦がいる一方で、ずっとラブラブな仲良し夫婦もいるということに気づきます。
そんな夫婦を見ると、「羨ましい」そんな気持ちがふつふつと湧きました。そして、「なぜ私たち夫婦はこんな風になってしまったのか。」と落胆。こんな風に同じような気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。
fa-lightbulb-oでも実は、そんな仮面夫婦でも「仲良し夫婦」、「ラブラブな夫婦」に変わることは可能です。
これは私自身のリアルな体験で、約8年にも渡る仮面夫婦の状態を脱し、仲良し夫婦に転向することができた物語。それまでは仲良し夫婦に戻るのは無理だと思っていましたが、仲良し夫婦への秘訣は実はすごくシンプルでした。
ということで、そんなリアルな経験も踏まえ、「仲良し夫婦、ラブラブ夫婦」の秘訣や仮面夫婦からどう脱したかなど、まとめておこうと思います。
仲良し夫婦になるのは実はシンプル!ラブラブ夫婦になる秘訣とは!?
夫婦仲が良くない期間が長ければ長いほど、仲良し夫婦、ラブラブ夫婦になるのは、途方もなく大変だと思いがちですが実はすごくシンプルです。
まず、仲良しだった夫婦仲がこじれてしまう原因は、ただ1つ。それは、
fa-lightbulb-oつまり「愛情不足」が夫婦仲を悪化させる根本の原因なのです。
でも、この「愛情不足」、人によってはなかなかその事実を認められません。自分の「愛情不足」のSOSに気づかず長い間その状態を放置してしまうと、感情がこじれてしまいます。
そうなると、根本原因である「愛情不足」から目を背けて、違うところに問題を見出すようになりややこしくなります。結論から言えば、夫婦不仲の原因を夫や妻に帰属しまうんですよね。
そうすると、相手の嫌なところが目に付き、不平・不満が多くなります。ここまでくると本来はシンプルであるはずの根本な原因は分からなくなり、夫婦仲は複雑化していきます。
本来、良好な夫婦仲を保つには相手に愛情を伝え、大切に思っていることを表現する必要があります。逆にいえばそれだけしておけば良い。私たち夫婦の場合、仮面夫婦から一転して仲良し夫婦に転向できたのは、この根本原因に気づけたこと、これに尽きます。
では、それまで仮面夫婦の時はどんな夫婦関係だったのでしょうか、少し振り返ってみたいと思います。
仮面夫婦ってどんな状態!?仮面夫婦の特徴!
仮面夫婦は下記の特徴のいずれか、もしくは複数が現実にあります。
- 夫婦というより同居人のよう
- 子どもで繋がっている関係
- 会話がない
- 容姿や外見に気を配らない
- 夫婦2人だと何をしたら良いか分からない、居心地が悪い
- 夫婦別行動を好む
- 一緒にいても寂しい
- 互いに干渉しない
- セックスレス
- 夫婦でいる意味が分からない
「分かる!分かる!」と共感できる方が多いのではないでしょうか。私自身も同じような状態でしたね。そして、こんな仮面夫婦の時にやっていた、夫婦仲を亀裂させるNGなことは下記の通り。
これでは、仲良し夫婦になれない!仮面夫婦時代にやっていたNGなこととは!?
お恥ずかしい話ですが、次の全て、私たち夫婦がそれぞれががやっていたことです。
- 相手の不平、不満を愚痴る
- 感謝しない、表現しない
- 家をしょっちゅう空ける
- 夫婦の時間は後回し
- すぐに感情的になる
- 相手に関心を持たない
- 意図的に相手を手伝わない、気遣わない
でもこれらは、「相手から愛されていない」ことからの無意識の拗ね(すね)、腹いせからの行動でした。
相手へ嫌悪感が湧き、一緒に居たくない思いから夫婦の時間も作ろうとせず、家も空けがちでしたね。そして、話し合いをするときはどちらかが感情的になった時。
当然、そんな状態では話し合うことも出来ず、不仲が深まるだけ。恐るべし「愛情不足」、こじれると最悪の結果を招いてしまうことも理解できます。
でもこんな状態でも、「仲良し夫婦」になるとガラリと一変します。全て真逆になるという感じです。相手への不平・不満もどこへやら。「仲良し夫婦」の今、ほとんど周りに愚痴ることはありません。夫婦関係の状態によって捉え方が変わってくるということなんですよね。
ということで、「仲良し夫婦」になって、気を付けていること、やっていることはどんなことか、次にまとめていきたいと思います。
仲良し、ラブラブ夫婦がやっていること!気を付けていること!
仲良し夫婦、ラブラブな夫婦がやっていること、気をつけていることは次の通り。私たち夫婦を含め、結婚何十年も仲良しという夫婦2組と共通することでもあります。
それぞれ、もう少し詳しく見ていきましょう。
愛情を伝え、表現する
仲良し夫婦でいることの最も大事なことが、愛情を伝えること。「愛している」なんていう言葉をわざわざ使わなくても良いので、「大切に思っている」というのを相手に素直に表現することが大事なのです。
「何十年も一緒にいるのだから言わなくても分かるはず」と思っているのは実は危険。「愛情不足」状態が長いと、相手の好意を否定的に捉えている可能性は大きく、全く相手に伝わっていないことがあります。
だからこそ、誕生日や結婚記念日など、たまにでも良いので、「大切に思っている」ということを素直に表現してみましょう。今さら言うのなんて恥ずかしいという方は、プレゼントでもOK。イベントごとに些細なプレゼントを準備し、見返りを求めずに贈ることで愛情を伝えることができます。
ただ、夫婦仲がこじれすぎていると、率直な愛情表現に相手が驚き、「気持ち悪い」なんていう返しもあるかもしれませんが、傷つく必要はありません。突然のことで、相手もどうしたら良いか分からないだけ、継続して伝えることで、相手の心にしっかり効いていきます。
容姿や、身だしなみに気を配る
いくつであっても出来る範囲内で容姿や見だしなみに気を配ることは可能です。だらしない夫・妻よりも、出来る範囲で小奇麗にしている方が良いですよね。トキメキを感じやすくなります。
第一印象も大事。これは夫婦間においても言えることなのです。理想は、隣に連れて歩きたいと思える、妻・夫です。
夫婦の時間を作る、大事にする
仲良し夫婦は、意図的に夫婦の時間を作ります。日々の生活、仕事、家事、育児などそれぞれ忙しく、夫婦の時間は後回しにしがち。後回しにしている間に目先に対処する必要のあることがどんどんと起こるので、後回しにすると結局夫婦の時間は作れません。
だからこそ、夫婦の時間をあえて作ります。平日、仕事から帰宅したら、5分でも一緒にテーブルに座る、夫婦で会話する、せめて週末の夜は一緒に晩酌するなど、ほんの少しの時間から始めましょう。
デートをする
これは、上記の夫婦の時間を作るの一貫ですよね。外食でも何でも良いので、夫婦仲が円満な夫婦は一歩家庭から離れてデートしています。
「今さらデートなんかこっぱずかしい」という方は、デートと言う言葉を使う必要はなく、ただ一緒に出掛けることでOK。
そうすることで、「家族の一員」というよりも、「夫婦、カップル」としての意識が深まります。私たち夫婦の場合、仮面夫婦時代はデートは皆無でした。今は、1年に数回、夫婦で出かける機会を作っています。
ここで大事なのが、容姿や身だしなみ。これが、極端に乱れている場合、デートをしたいと思えないので注意が必要です。ちなみに私の場合、仮面夫婦時代は、ズタボロの服でかなりのぽっちゃりでしたが、一念発起し、夫に女性として見てもらおうと、ダイエットをし今に至ります。
>>「夫に女性として見られたい!」主婦の産後太り、約10kg減量できた方法!
スキンシップを大事にする
仮面夫婦時代が長いと、もはや相手に触れたのはいつのことやら・・、というケースもありますよね。そんな時は握手からでも良いので、スキンシップを取りましょう。出かける時、「いってらっしゃい」と握手をすることからで良いのです。
それも恥ずかしいという場合は、肩をポンポンと叩くなど、些細なスキンシップから始めるのでOK。
スキンンシップをとることで、相手の存在を認識することに繋がり、「相手を思っている」、「相手から思われている」そんな感覚を得ることが出来ます。
相手を尊重する
夫婦間で起きがちなのが、相手も自分と同じ考えや行動が出来るはずだと思い込んでしまうこと。でもそもそも夫婦は、全く別の人間同士が一緒に生活を共にしています。似ているところはあっても、当然違うところもありますよね。
愛情の表現方法も違ったり、楽しいと思うことも違ったりすれば、辛いと思うことも違うわけです。これを忘れていると、相手の言動において、「ひどい」、「大事にされていない」など勝手な決めつけをして夫婦仲がよりこじれてしまいます。
相手は、自分とは違う人間であること、そしてそんな妻や夫のことを自分と同じように尊重すること、とても大事です。人は「理解されている」と思えると、「愛されている」、「大事にされている」と感じるのです。
感謝し、表現する
当たり前のことに感謝する、これを仮面夫婦時代はすっかり忘れてしまっていました。
仕事をしてきてくれること、ゴミ出しをしてくれること、子供と遊んでくれること、料理をしてくれること、お家があること、当たり前のことは実は当たり前ではなく、相手がいることでもたらされていることが実はたくさんあります。
そのことに感謝し、当たり前なことでも感謝の持ちを表現してみることとても大事です。そうすることで、相手を「大切に思っている」という思いが伝わり、相手も「理解してくれた」、「大事にされている」と感じることが出来ます。
相手を思いやり、素直に行動する
相手のことで「やってあげようかな」とふと思ったことは損得関係なく、素直に行動します。「
してあげようかな」と少しでも考えたということは相手への思いやり(愛情)があるということ。その愛情を表現しない手はありません。仲良し夫婦 は、見返りを求めたり損得を考えたりすることなく、相手を大切に思う気持ちから素直に行動します。
仮面夫婦でも、仲良し夫婦、ラブラブ夫婦に戻れる!?仲良し夫婦へ戻る方法とは!?
ズバリ、仮面夫婦から、仲良し夫婦に戻ることは可能です。というより、私自身が戻ることが出来ました。
どうやって、仲良し夫婦に戻ったかというと、仲良し夫婦の秘訣をシンプルに行いました。つまり、相手に愛情を示し、大切に思っていることを表現することに徹したということ。
ただ、その過程で忍耐は必要でしたね。長年の仮面夫婦時代があったため、関係がこじれてしまい、相手への信頼も失っていたんです。なので、突如愛情を示したとしても相手は「愛情」とは捉えず信用しないんですよね。逆に「なにか魂胆でもあるのか」、「なにかやましいことがあるのではないか」といった、疑念が生まれてしまうのです。
こういう状況では、せっかく勇気を出して愛情を示しても、相手からの反応は塩対応、愛情が返ってくるわけではありません。こんな一方的な状況でも、忍耐強く表現し続けるとその内、「あれ?本当に愛情があるのかな?」、「もしや本当に大切に思ってくれるのかも?」と相手が愛情を受け取り始めます。
そうなれば、仲良し夫婦への扉は開いたようなもの。愛情を注ぎつづけることで、相手も変わり始めます。それまで少し、忍耐が必要なのです。
見返りをすぐに求めないこと、結果を急ぎすぎないことがとても大事でした。
相手から「愛されている」、「大切にされている」と思えると、仮面夫婦時代に目に付いた相手の嫌なところが全く気にならなくなります。不思議ですよね。また、普段の生活がより楽しく幸せが増した気がします。
仲良し夫婦への道の第一歩は、まずは「仲良し夫婦」になりたいと気づき認めること。そして次の一歩は自分から変わるです。
人生は1度きり、今後も夫婦として過ごしていくのなら、愛溢れる仲良しな時間を積んでいきたいですよね。夫婦として、少しでも満たされる時間が増えますように、応援しています。