夫婦

妻に触れない夫、まさに我が夫でした。新婚当初はあんなにラブラブだったのに、妊娠、出産を機に関係性が変わりましたね。出産直後は慣れない子育てに四苦八苦していて気づかなかったのですが、落ち着いた頃にふと、「そういえば夫と全然触れ合っていないな」と気づきました。というより、「夫が触れてこない」ことに気づき、「愛されていないのでは・・」と寂しさや不安が募り悩みましたね。きっと同じように悩まれている女性は多いのではないでしょうか。

でも大丈夫。我が夫も「妻に一切触れない夫」でしたが、無事解決。つまり、改善できる可能性があるということなのです。でも、私の場合、改善するまでに遠回りをしてしまい、一時は夫婦関係が悪化し辛い思いをしました。なので、ここではあえて遠回りをしないよう、近道の改善方法を実体験ベースでお伝えしてきいきたいと思います。

まずは押さえておきたい、「妻に触れない夫」へのNGな行動とは!?

注意

やみくもに、「なぜ触れてこないの!?」、「愛情がなくなったの!?」と感情的に夫を問いたださないこと。

これは、実際に私が夫にしてしまったNG行動なのですが、やみくもに、「なぜ触れてこないの!?」、「愛情がなくなったの!?」などと妻が問いただしても、夫は変わりません。場合によっては、互いにヒートアップし事態が悪化、大喧嘩に発展する可能性もあります。妻が感情的に訴えれば訴えるほど、逆に夫は「面倒くさい」、「攻撃される」と警戒し、逃げ腰になってしまいます。

妻側としては、冷え切った夫婦関係は精神的に辛いので、つい感情的になってしまいますよね。私も、理想の夫婦関係と、目の前にある夫婦関係のギャップが大きすぎて苦しく、涙ながらに夫に訴えたことがあったのですが、全て逆効果でした。

後に、”改善方法”で触れますが、まずは夫側が「妻に触れない」事情や原因を知ってから、その原因に見合った行動を冷静にとることが夫婦関係を改善する近道になります。

ということで、次に「妻に触れない夫」のリアルな原因を見て行きましょう。

「妻に触れない夫」、なぜ触れない!?夫側のリアルな原因とは!

はてな

妻に触れない夫の、「妻に触れない」原因は下記の通り。これは実は実際に男性から(夫側)から聞いた意見です。どれか1つ、もしくは複数が原因となり「妻に触れない」という現象が起きます。

具体的に夫側でどんな問題を抱えているのか1つずつ見ていきましょう。

仕事の忙しさやストレスから余裕がない

ストレスを抱えている男性

男性は、女性のように家事・育児・仕事など、複数のことを同時い時期や、責任のある仕事を任されている時は、そのことで頭がいっぱいだったり、ストレスをため込んでいたり、疲れていたりで、妻や家庭に目を向ける余裕がないことがあります。

つまり、「妻に触れたい」という欲も湧かないくらい、心身が疲れている状態。別に妻や家庭を大事に思っていないわけではないけれど、働くことで最低限の誠意を伝えていると考えており、妻を気にかける余裕がないということです。

「私だって子育てに家事、仕事、複数同時進行で大変なのよ」と妻側としても主張したいところですが、夫が妻の苦労を分からないように、妻である私達も夫の苦労は見えず分からないもの。人によって、心の余裕のキャパも異なりますよね。

妻の知らないところで、生計維持の重圧を抱え、プライドを傷つけられるような仕事にも歯を食いしばってこなしているかもしれません。そんな疲れやストレスを抱えていると、家庭では、「ただぼーっとくつろぎたい」。情報過多である脳をスイッチオフにしたいのです。

妻に女性を感じられない

女性

妊娠、出産を機に体型よ容姿が変わってしまう女性は多くいます。私もその一人。妻側からすれば、「妊娠、出産で体型や容姿が変わってしまうのは当然」と感じますよね。だって、お腹の中に新しい命を宿るのですから。そして、出産後は初めての育児に追われ、自分のことを気に掛ける余裕もなく毎日が過ぎていきます。だから、女性にとって体型や容姿が変わってしまうのは、普通の成り行きのように思えます。

でも、それが理解できるのは、妻側である女性のみ。男性は、理解していると口では言っても表面的な場合が多く、女性と同じように理解するのは不可能。我が夫もそうでした。夫の場合は、妊娠中は明らかにお腹が大きくなりことで命を宿しているのも理解できることから、体型や容姿については寛大でしたが、出産後も体型が戻らず、化粧もせず、髪や容姿に気を配らない私に徐々に冷めていってしまったそうです。

「妻に女性を感じられなければ、触れたいと思えない。」これは、夫が実際に発した言葉です。妻に女性を感じられなければ子供と同じ「家族の一員」という思いが強くなり、自ら触れたいと思える対象でなくなるのです。

プライドが傷つけられ、傷心中

夫婦

女性の場合は妊娠中や出産後しばらくは、夫に「触れられたくない」と感じる方がいます。現に私がそうだったのですが、なんとなくその気にならないし、夜の営みも生理的に受け入れられませんでした。その事を正直に夫に伝え、断ると、理解してくたのですが、内心は傷ついたのだそう。男性としてのプライドが傷ついたと言います。

そうなると、傷心中である夫側からは触れてきません。傷ついたのですから、また傷つくようなことは避けるのです。こんな風に、男性のプライドが傷ついたことが原因で、「妻に触れない」というケースがあります。

きっと女性の中には私と同じように「触れられたくない」と思う時期があった方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも「触れられたくない」も出産後落ち着くと心境が変化するもの。ただ、「触れられたくない」期間が長ければ長いほど、夫側は「触れない」生活に慣れてしまい、「触れたい」感覚をなかなか取り戻せないのです。

子への嫉妬や妻からの愛情を感じられず、心を閉ざしている

スーツを着た男性

これは妻側も夫側も自分で気づかないことが大いにあるのですが、出産後に、夫が妻の愛情を独り占めする子供に嫉妬していたり、以前自分に100%向いていて妻が子ども優先になることで妻からの愛情を感じられずに心を閉ざしてしてしまうことがあります。つまり、夫がすねてしまうということ。そうなると、自分に愛情を与えてくれない(大事にしてくれない)妻に冷めてしまい、「妻に触れない」ようになります。

夫も実は、心を閉ざしていたタイプ。でも、表面的には寂しい素振りも見せないので、妻である私も気づきませんでした。なので、子供に嫉妬する男性もいるとは知っていたのですが、夫はそういうタイプじゃない、クールなタイプだと思っていたのです。でも、クールではなく、心を閉ざしていた(夫がすねてしまっていた)のだと、後になって夫婦で気づきました。それは、出産から数年経ったころでしたね。

四葉のクローバー

「まさかうちの夫に限って・・」という男性が実は抱えているのがこれ。プライドが高い男性は特に、クールでありたいとか、強くありたいと感じていることから、「まさか自分はそんなことない」と思い込んでおり、自分自身も気づかず、簡単に認められません。よって、寂しさを素直に表現することが出来ないのです。

そうなると、子育てでいっぱいいっぱいの妻も夫の寂しさに気づかないまま、長い時が経ってしまうんですよね。夫はというと、寂しさが限界になり、妻へと向いていた心の扉をこれ以上傷つかないようにと閉めてしまいます。その後どうなるか、妻への関心がなくなるので当然ながら「触れたい」とも思えません。ひどい場合だと、愛情をくれない妻へ無意識の復讐を始めてしまうケースもあります。妻の嫌なところが目に付くようになり、妻へ冷たい態度を取る夫も少なくありません。

夫が妻に触れるようになるには!?改善策!

大前提に、男性側(夫側)の意見として、

女性である妻に愛されている、大事にされていると思えていれば、「触れたい」という欲が出るし、妻から「触れてほしい」と言われれば要求に応じたいと思える。

のだそうです。つまり、妻側でできる改善策として大まかに言ってしまえば、「女性としての魅力を出すこと」、「夫に愛情を示すこと」なんですよね。そのためには、まずは、”夫が妻に触れない原因”を知ることが大事です。上記の原因のどれに当てはまるのかを探り、それに合った行動を起こすのが、夫婦関係を改善する近道になります。

例えば、「仕事の忙しさやストレスから余裕がない」夫へは、まずは夫の疲れやストレスをとることが解決策となります。「仕事大変そうね」など夫を気遣いつつ、どうやったら疲れやストレスを軽減できるのか、夫婦で話し合って気に掛けることで、「愛情」も伝えられるはずです。

「妻に女性を感じられない」に該当する場合は、妻側が能動的に行動することで改善可能です。身だしなみに気を配る、毎日化粧をする、ヨレヨレの服は着ない、ダイエットをするなど色々と方法はありますよね。私自身この項目が当てはまり、実際に改善策としてやってみたのですが、自分も変わって一石二鳥、お得感があります。私の場合、結局10kg程度減量出来たことで体も軽くなり、身体的にも楽になりました。少し小奇麗にしていると、夫の反応や態度もガラリと変わりましたね、驚きでした。>>約10kgの減量に成功した方法とは!?

「プライドが傷つけられ、傷心中」や「子への嫉妬や妻からの愛情を感じられず、心を閉ざしている」の場合、心あたりがあるのであれば「夫が傷ついたかもしれない」、「愛情不足なのかも」と気づいてあげることがスタートです。その上で「あなたのことを大事に思っている」、「愛情がある」ということを言葉や態度で示し続けます。相手が傷ついたり、すねてしまっている分、夫側のわだかまりが解けてくるまでかなりの時間がかかるのですが、夫に愛情を示し、夫側が愛されていると思うには、地道に示し続けるしかありません。これが一番の近道なのです。

実はこの原因が一番やっかいで対応が難しい。妻側の忍耐が必要になります。>>まさか夫が子供へ嫉妬!?子供に嫉妬する夫の特徴は2タイプ!対処法とは!?

以上が、「妻に触れない夫、リアルな原因とは!?改善策は!?」でした。1人でも多くの方が夫婦生活に幸せを感じられること、願っています。

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