スマホをいじる男性

一緒に居るのに彼氏や夫がずっとスマホ。この状況に、イライラしたり腹立たしく思ったことはないですか!?これ、私自身が実際に経験した悩みでした。普段は会話する時間はなく、帰宅後や仕事が休みの日にせっかく会話できるチャンスなのに、ふと夫を見るとずっとスマホを見ているわけです。話しかけても、視線はスマホのまま「うん」や「あぁ」といった気のない返事のみ。そんな夫の姿に何度も腹が立ち、喧嘩に発展しましたね。

何度もそんなことがあった後に、話し合いをして今は解決したのですが、今振り返ると、本当の意味で解決するには、「なぜずっとスマホなのか」、男性側がスマホに依存してしまう原因を知る必要があるのだと分かります。というのも、上辺だけの話し合いをして「あぁ分かった」となっても、根本の問題が解決していないのでまた戻ってしまう→喧嘩というように永遠と繰り返してしまうのです。

ということで、女性側のイライラを解消するためにも、「男性側のスマホ依存の原因について」、男性から聞いたリアル理由と対処法をまとめておきたいと思います。

彼氏や夫が一緒にいるのにずっとずっとスマホ!その理由や原因、対処法とは!?

はてな

男性側が女性と一緒にいるのにスマホを長時間いじってしまう原因は次の4つ。いずれか1つの原因、もしくは複数が合わさっている可能性もあります。ただ、これらの原因の背景には、男性が抱えている問題があるんですよね。各原因とその対処法について、詳しく見ていきましょう。

ただ単に手持ちぶさだから

この原因であってほしいというくらい、この場合は解決が楽。男性側に明確な意図がなく、なんとなく触ってしまうというもの。男性側は、「ずっとスマホを触っている」という認識すらなく、「彼女や嫁がそれで悩んでいる」のは寝耳に水状態。

その分、女性側が「ずっとスマホばかりで寂しい」と、スマホ依存の実態を認識させてあげればすぐに解決に至る場合も多いです。ただ、それは相手に愛情があることが前提です。

何をすべきか分からない、気まずいから

落ち込む男性

これは私自身、全く気付かなかった原因でした。男性側から聞いて驚いたのですが、彼女や嫁と喧嘩した後や険悪なムードな時、また彼女や嫁の実家、知らない人が居る場や集まりで何をしたら良いのかが分からない時など、思わずスマホを触ってしまうのだそうです。ある意味、上記”手持ちぶさた”の理由が明確なバージョンとでも言いましょうか。

これも、原因は明確なので対処は楽。何をすべきか分からない状況では、どう振る舞ってほしいのか、お手伝いなどを明確にしてあげるとスマホをいじる時間は軽減します。ただ、喧嘩の後の気まずさは・・仲直りするまでは致し方ないかもしれません!

疲れやストレスから、受動的なものにすがりたいから

ストレスを抱えている男性

これも、男性から聞いてようやく理解できました。男性は、女性が思っている以上にストレスや疲れを抱えている可能性が多いにあるということ。また、ストレス発散方法も人それぞれで、人と話すことでストレス発散になる人もいれば、1人になることでストレス発散になる人もいますし、何か特定の行動や物で癒される人もいます。スマホもその1つの方法だと言います。

あまりのストレスや疲れで頭が混沌とし、収集がつかない状態の時、能動的な行動や作業より、ただ単に眺めているという受動的なものが楽で癒しになります。それを簡単に実現してくれるのが、”スマホ”なんですよね。音楽や動画、ニュースなど、指でタップするだけで自動で配信してくれます。

この場合、スマホ以外のストレス発散方法や癒しをがあれば、解決できる可能性は高いです。ただ、すぐに見つかるかは難しいところですね。手っ取り早く考えられるのは、同じ受動的なDVDや映画でしょうか。いずれにせよ、相手のストレスや疲れを労う言葉と共に、他のストレス発散方法を2人で探してみてはいかがでしょうか。この原因なのであれば、致し方ないと思えるのならば、それも解決方法の1つになるかもしれません。

彼女や妻への当てつけや復讐心から

最も解決が難しいのが、この原因。いわゆる、スマホをいじることが彼女や嫁への嫌がらせになると潜在的に分かっていて実行に移しているということ。こういう場合は、問題の根が深く、その根本の問題を解決しないと、スマホいじりが軽減されない傾向が強いですね。

根本の問題とはどういう問題か、大まかに言ってしまえば、愛情不足が背景にある場合。これまでの些細なことの積み重ねで「妻や彼女から愛されてない」、「大事にされてない」、と彼氏や夫が思い込んでる場合、潜在的に彼女や妻の嫌がることをするようになります。いわゆる、復讐ですよね。もちろん、夫側はその事実を表面的に認識しているわけではなく、女性が問い詰めれば否定するため、女性側もなかなか気づけないのです。

「スマホばかりで寂しい」と女性側が話し合いをもちかければ、一時的に解決することはあるかもしれませんが、スマホが本や雑誌に代わったり、テレビに代わったり、PCに代わったりと、依存の対象が変わるだけになってしまったり、時間が経つとまた戻ってしまったり、外出がちになってしまったりと、別の問題とすり替わることも少なくありません。何度言っても、「スマホばかり」という方は、この原因を疑ってみましょう。

解決にあたっては、根本の問題が解決されないと、本当の意味で解決は出来ません。男性側が「彼女や妻から大事にされている」、「愛されている」と感じられるようになれば、おのずと解決に至りますが、そのためには忍耐強く愛情を示すことが必要になります。男性側はすでに諦めてしまっていることも多いため、いくら女性側が短期的に愛情を注ぎ、結果を求めても、思い通りにはいかないはず。それでも、根気強く愛情を注ぎ、大事にしていることを忍耐強く言動で示すことが解決の道になります。

ちなみに私たち夫婦の場合、夫のスマホいじりの原因は「彼女や妻への当てつけや復讐心から」でした。まずは、この根本の原因に辿りつくまでにものすごく時間がかかり、それまでに何度も喧嘩しては繰り返しの日々でしたね。

全く別の問題から、夫が「私から大事にされていない」と思い込んでいることを知り、粘り強く「大切に思っている」と愛情を伝える日々が始まり、それと同時にどんどんとスマホを触る時間が軽減していく、今はまったく気にならない程度になりました。改めて、人間関係における問題には、その背景に大きな問題が隠れている可能性がある、そう思いましたね。

彼氏や旦那様の関係性がより良いものになりますように!

 

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